お通夜に着る着物

最近では、お通夜でも、喪服をお召しになっていらっしゃる方が多いようですが、正式には、

寒色系の色無地になります。それは、お通夜にも、意味があるからです。 ご存じの方も多いかもしrませんが、お通夜は突然やってくるものです。もちろんそんなあわただしい時ですから、突然、 準備することはできませんよね。

お通夜は、本来、遺族や近親者、故人と親しかった友人などが集まり別れを惜しむものでした。 亡くなった人とそれほど親しいお付き合いがない場合は、お通夜は遠慮したほうがよいとされています。それでも、お通夜に出席される場合には、 服装に気をつけてくださいね。

ここでちょっと豆知識

 お通夜とは、「昔、死亡の判断をするのが難しかったことからくるもので、つまり生きているか、 死んでいるかを判断する猶予期間」だったのです。そのため、現在でも24時間たたなければ埋葬は許可されませんね。

本来の意味で言えば、喪服は告別式に着る服装であり、喪に服す人(遺族)が着るものを指します。 先述べましたが、お通夜は突然やってくるものです。だから、服装も突然の訃報を聞き、駆けつけたのです。 というニュアンスを含んでいるのです。

だから、地味な服装であり、着物であれば、 色無地になるわけです。
1つ1つの行事には、意味があります。礼儀もあります。

喪に服することの意味、お通夜の意味をきちんと理解した上で、お召しになって下さいね。

服装は、故人に対する礼儀の一つ。決して重すぎず、軽すぎず、 相手を思いやる心を忘れずにいたいものですね。

お通夜に着る着物