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化繊や木綿の着物を探す

遠い昔、庶民の着物は、冬でも麻の着物が主流だった時代がありました。今は、 木綿や化繊といった生地があるので、着物の幅が広がっています。

着物の生地には正絹以外にも色々なものがあります。先程あげた麻・木綿・化繊・ ウールぜんまいなどなど。その中で、比較的安く手に入る着物は、木綿・化繊・ウールではないでしょうか。

●木綿の着物

 木綿の着物は、価格も大きく二分されています。最近では、 手に入りにくくなった手織りの薩摩絣などは、とても高価です。その反対に片貝木綿・会津木綿・川越唐桟のような木綿は、 2~3万円で購入できる、とてもお手ごろな着物です。木綿は、なんといっても正絹の紬のように織物だけであるために、 独特の風合いを持っています。木綿を愛する着物好きの方も多いようです。ただ、正絹に比べて、シワになりやすいこと、少々、 重いことが難点です。裏生地には、綿よりは、化繊を使用したほうが、すべりがよく、着やすいでしょう。

 

●化繊の着物

 化繊の着物には、100%化繊を使用しているもの、 正絹を使っているものとがあります。反物で販売されていたり、仕立てあがった(既製品)として売られていたり、その幅はとても広いです。 お値段からすれば、お仕立て上がりが一番安いです。ご自身の寸法に合った着物がほしい場合には、反物を仕立ててもらうと良いでしょう。

 化繊の場合には、木綿と違って、紬だけ、ということはなく、黒留・訪問着・小紋・紬・・・ と種類もとても豊富です。安くて、お好みの着物を選ぶことができます。お手入れもとてもラクで、洗濯ネットに入れて、 洋服と同じように洗濯することができます。また、シワになりにくく、雨にも強いので、安心してお召しになれます。ただ、 化繊ということもあって、冬場は、静電気が起こりやすく、また、シワにならないために逆にフワフワしてしまい、 着付けが少し時間がかかるかもしれません。
気になるようであれば、少々、お値段が高くなりますが、正絹の入ったものをお勧めします。

 

●ウールの着物

 ウールの着物は、ある一時代、みんなが普段に着ていた着物でした。 子供の頃着たお正月のアンサンブル。思い出しませんか?あれがウールの着物の定番でした。夏はサマーウールがあり、 また冬はウールなのでとても暖かい着物です。木綿と同様、機械で織られています。絣や縞など、普段気楽にお召しになれる着物ですが、 ここ近年、普段に着物を着る人が少なくなってきたために、あまり生産されなくなっているようです。お手入れは、ドライクリーニング。 ウールなので、虫に食べられてしまうこともあります。保存には気をつけましょう。

どの着物も雨にぬれてもお手入れがラクなので、普段に気楽にお召し頂ける着物だと思います。お安くて、 手入れがラクなんて一石二鳥ですね。

木綿の着物