友達とランチを食べに行く時の着物Vol.1
たまには、休日の昼間、友達とゆっくりランチなんていいなあ~。
そんな時、どんな着物を着ていこうか、迷いますよね。
今日のランチは、ホテルのライトビュッフェ。
せっかくだから、色々なもの食べたいもの。
ライトビュッフェだから、かしこまる事もないし、おしゃべりは思いっきりできそう。
さて、着物は何にしようかしら。
やっぱり、気軽といえば、紬かしら。
季節は、秋だから、色は秋色がいいわね~。
秋色といえば、茶系!
今日は、琉球絣風の柄が織り込まれている紬に決めました。
色も落ち着いているし、秋らしいコーディネイトができそう。
ここで、注目してほしいポイントは、着物に使われている色。
あとで、帯や帯締め・帯揚げをコーディネイトするときに大切になってきます。
着物が決まったら、次は帯。
着物が紬だったら、柔らかい感じで、染め帯がいいかな~
まだ、秋も深まっていないから、明るい感じの生成りの染め帯をコーディネイト。
木版染めの更紗模様。
色も着物の地色と同じトーンの茶色の線が描かれています。
着物と同系色。
しっかり色のポイントを押さえています。
更紗に使われている色も
ちょっとくすんだ水色・ローズ色・からし色がポイントとして染まっているから、軽やかな感じで、着物の地色の重さを和らげていますね。
ここまで決まったら、最後の色合わせ、帯締めです。
着物と帯、使われている色を確認してくださいね。
大事なポイントです。
私は、今回、帯締めを着物の地色でもなく、帯の中に使われている色でもなく、着物の柄の中の色を選びました。
よく見てくださいね。
琉球絣の色と同じ色なのがわかりますか?
帯締めは、着物と帯をまとめる役目をしています。
まとめるためには、色にしまりがなくてはいけません。
しまりがないと、太って見えたり、だらしなく見えたりします。
せっかく、着物を着たのに、きれいに見られなかったら悔しいですよね!
今日のポイント
帯締めは、まとめ役。
着物と帯のどの色を選んだらまとまるか、よーく考えてみてくださいね。
さあ、準備できたら、お出掛け、お出掛け。
いっぱい食べるぞ~